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子どもたちを戦場に送りたくない!!

  • 2014年06月30日

【子どもたちを戦場に送りたくない!!】

2014年6月30日/Save Forest X代表理事 鈴木ゴリ宣仁

現内閣が集団的自衛権の行使を閣議決定しようとしています。
武力の行使によって平和は維持されると考え行動するアメリカに同調し、戦争に荷担しようとしています。

正直、私には理解できないのです。

何故、平和だとダメなのですか。
何故、武力ではなく対話によって平和を維持しようとしないのですか。

何故、弱い立場の人間だけが戦場に狩り出され、殺し合いをさせられ、傷つき、命を奪われ、帰還できたとしても重い後遺障害に苦しまなければならないのですか。
何故、偉い人は誰も戦場には行かないのですか、その家族は真っ先に安全な場所に避難し優雅な生活を送れるのですか。
何故、武器商人を儲けさせるために、大切な家族や友人や恋人を戦場に送り出さなければならないのですか。

私にはまったく理解できないし、受け容れることができません。

Save Forest Xがお預かりしているフィールドや街の秘密基地には、毎月300人以上、1年間で4000人近い人々が集まります。
そのうち半分は子どもたちです。
Save Forest Xは、子どもたちが自律的で創造的で社会的な人になってほしいと願っています。
そのために色んなことをやってます。
その根底にあるのは、1人1人の命は大切だという事実です。
この子たち、この子たちを取り囲む大人たち、いや地上に一緒に生きてるワンコもニャンコも、虫も鳥も獣も、ミミズもカエルもオケラもモグラも、目に見えない小さな小さな生き物に至るまで、1人1人の命は貴く掛け替えがなく、誰かどこかの権力者の手によって自由にできるものではない、という事実です。

集団的自衛権・秘密保護法がセットになって、
やがて日本にも再び徴兵制が導入されるでしょう。
そうなれば
森と街で心豊かに育った、平和を愛する子どもたちが、簡単に戦場に送られることになるのです。

それはアカン!
それだけは何としても食い止めたい!
そう思うのです。

一緒に森で木を伐りました
一緒に田植えをしました
一緒に鬼ごっこをしました
一緒に川で岩から飛び込みをしました
一緒にジャガイモを収穫しました
一緒に海に漕ぎ出しました
一緒に焚き火を囲みました
一緒に秘密基地で夜を明かしました

それらが悲しい想い出に変えられることがないように、
私は、出来る限りのことをしていきます。

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