今月の里山あそびっこは、奈良大宇陀・森井邸で餅つきをメインに活動しました!
餅つきと聞いて、重たーい杵で一発一発に力を込めてペッタンペッタンするお餅つきを子どもたちは想像していたようですが、今回のお餅つきはそういう形式のお餅つきではなさそうです。
どういうお餅つきなのか・・・は後の楽しみに置いといて、もち米が蒸し上がるまで裏山へ薪を拾いに行きました。
最初は落ちている手頃な木の枝を集めていただけでしたが
持って帰るには長すぎる枝をいかに短く折るかに、次第に子どもたちの関心が移っていました。
手の力で折るには固いし、さてどうしてようかということで、足で踏みながら手で曲げてみたり、木に叩きつけてみたりするなど子どもたちはそれぞれ試行錯誤していました。
そして森井邸の裏山と言えば、竹のアスレチックはどうも欠かせないようです。
毎回群がっては、よじ登っています。
そして毎度、どれだけ足の届かないところへ行けるか、手放しで一本竹の上を歩けるかなど、子どもたちそれぞれのチャレンジが試みられています。
この日は、怖い怖いと言いながらも一番高いところまで行けた子もいれば、手放しですたすたと歩けるようにあった子もいました。
もち米もいい具合に蒸しあがって、拾って折った薪を持って下山しようかという時に、幼児たちを中心に協力して一本の長い竹を持って帰ろうとしていました。
4,5人で持てば重くないと言わんばかりにえっさえっさと担いでいます(笑)
急な斜面をどうやって担いで降りる気やねやろ・・・と心配する大人を余所に易々と子どもたちだけで山から竹を一本お持ち帰り成功!
急斜面では竹を担がずに竹を引きずりながら下ろすという工夫も自分たちで考え出していました!
裏山から帰ったらとりあえず焚火でちょっと休憩。
火を起こすのに夢中になる子どもが今日は多く、火吹き竹を手放さない子もいました(笑)
みんなで持ち帰った竹は、交代しながらノコギリでさばいて焚火の燃料にしました。
ノコギリで竹を切るのにかなり苦労していましたが、最後まで切り終えたときの達成感といったらもう(笑)
煙が目にしみます(笑)
そしてメインイベントの餅つき開始!
今回の餅つきは「愛をこめて餅をいじめる」餅つきで、何人かで棒状の杵を使ってもち米をを囲んでひたすら突いて捻って回して!
ペッタンペッタンの餅つきよりも力はいらないし、みんなで同時に餅を突けるのでなんだか楽しくなっていました!
そしてアツアツの餅を丸めて、さっそく食べました!
味は砂糖醤油やあんこ、きな粉にイチゴ、さらには味噌汁まで付いてトッピングし放題でした。
そしてなんとこの時使ったもち米は、あそびっこのみんなも体験した今年度の5月に田植えして9月に稲刈りして10月に脱穀したもち米なんです。
そのこともあってか、子どもたちにとって何個でもパクパク食べれてしまうほどおいしいお餅だったようです。
おなかがいっぱいになると、焚火の世話をする子もいれば、また裏山に遊びに出かける子もいました。
それぞれが自由に好きな活動をしていました。
そして合間合間に餅つきをすること計3回。
おなかいっぱいと言いつつも餅つきの度についつい食べてしまうようでした。
今日は風もなく日差しも暖かい、とても心地の良い1日となりました!